最初に決めるべき3つのこと
1. ホームページで達成したい目的
問い合わせ、採用、会社の信頼形成、既存顧客への案内など、最優先する目的を決めます。「なんとなく新しくしたい」では、ページ構成や予算の判断が難しくなります。
2. 想定する訪問者
誰に見てほしいのかを具体化します。業種、役職、困っていること、比較時に重視する点を考えると、掲載すべき情報が見えてきます。
3. 公開希望日と予算の優先順位
展示会、採用時期、事業開始など動かせない日程があれば早めに伝えます。公開日、品質、予算のうち何を優先するかも、社内で共有しておきましょう。
依頼前に集める資料・素材
あると制作が進めやすいもの
- 会社案内、営業資料、商品・サービス資料
- ロゴデータ、ブランドガイドライン、既存のパンフレット
- 施工・導入・制作などの実績資料
- お客様からよく受ける質問、営業時の説明資料
- 掲載できる写真・動画・図面・カタログ
- 現在のサイトの管理情報(リニューアルの場合)
- 参考にしたいサイトと、その理由
資料がすべて揃っていなくても相談はできます。ただし、何が不足していて、誰が用意するのかを早い段階で決めることが重要です。
原稿と写真の準備方法
原稿は完成された文章でなくても構いません。まず、サービスの内容、対応範囲、選ばれる理由、よくある質問、実績を箇条書きで出します。制作会社がヒアリング・構成・ライティングまで担当する場合は、担当範囲と確認方法を見積もりに含めます。
写真は、会社・スタッフ・商品・施工・現場など、事業の実態が分かるものが信頼につながります。フリー素材だけでは伝わりにくい強みがあるため、必要なら撮影計画も立てましょう。
社内体制とスケジュールの決め方
制作が遅れる主な原因は、社内確認の停滞です。窓口担当、最終承認者、各ページの内容確認者を決め、確認期限を共有します。
| 担当 | 主な役割 | 制作前に決めること |
|---|---|---|
| 窓口担当 | 制作会社との連絡、資料の回収 | 連絡手段、回答期限 |
| 内容確認者 | サービス・実績・表現の事実確認 | 確認ページ、修正方法 |
| 最終承認者 | 方針、予算、公開判断 | 確認タイミング、決裁期限 |
| 更新担当者 | 公開後のお知らせ・事例更新 | CMS権限、レクチャー、運用ルール |
公開後の運用も制作前に決める
ホームページは公開後に情報を更新し、成果を確認して改善していくものです。お知らせや実績を誰が更新するか、問い合わせを誰が確認するか、アクセス状況をいつ見るかを決めます。
自社で更新するか外注するかは、担当者の時間と技術的な不安で判断します。保守の範囲はWordPress保守の内容・費用で確認できます。
よくある質問
原稿や写真が何もない状態でも依頼できますか?
依頼は可能です。ヒアリング、撮影、ライティングをどこまで制作会社に任せるかで、期間と費用が変わるため、早めに相談しましょう。
参考サイトは何サイトくらい用意すればよいですか?
2〜3サイトあれば十分です。「デザインが好き」「情報の見せ方が分かりやすい」など、参考にしたい理由も伝えると認識のずれを減らせます。
制作会社への依頼前に、サイトマップまで作る必要はありますか?
必須ではありません。目的や掲載したい情報を共有できれば、制作会社と一緒に設計できます。必要なページの考え方はコーポレートサイトに必要なページをご覧ください。
まとめ
目的、素材、確認体制、公開後の運用を事前に整理すれば、制作会社との打ち合わせが具体的になり、サイトの完成度も高まります。完璧に準備してからではなく、分からない点を整理して相談することから始めましょう。
